日経ビジネス2005年1月17日号:ここまで来た中国バブル~調整ショックに備えはあるか
なかなかいい表紙ですな。
中国の高層ビル建設現場では足場が木で組まれていて恐ろしかった記憶があります。
- 特集―ここまで来た中国バブル~調整ショックに備えはあるか
- 戦略―海外市場開拓―セコムPLC(英国セコム)
- 編集長インタビュー―畔柳信雄氏[三菱東京フィナンシャル・グループ社長、東京三菱銀行頭取]
外国資本がガツンガツン入り込んでいる中国。上海など沿海部では超高層ビルが林立し、中国の急速な成長を象徴しているかのようです。しかしその成長スピードはあまりに速く、多くの歪みを生み出しているようです。
上海の高額マンション市場は“作れば売れる”ほど好調ですが、その実態はほとんどが投機目的の購買で、“全室完売”なのに人が住んでいないため、夜になるとマンション全体が真っ暗になるケースも多いとか。金融引き締め以前は(というか今でも?)銀行が積極的にマンション購入資金を融資していたこともあり、個人でも複数のマンションを所有してキャピタルゲインを狙っているようです。
また、“世界の工場”とまで呼ばれた中国ですが、それを支える内陸部の人件費が高騰しているようで、買い手市場から徐々に売り手市場にシフトしているとか。
てか毎年のように『今年は元が切り上がる』って言われてるけどいつ切り上がるのかね?
言わずと知れたセコム。高品質のサービスを武器に英国で好業績を上げているようです。
英国の警備会社の主業務は警報機の販売・設置であり、セコムのような日本の警備会社とはビジネスモデルが根本的に異なります。警備会社は警報機が鳴ったときに警察に通報するだけなのですが、英国の警報のなんと9割が誤報だとか。しかも警察は年間2回までしか誤報を許さず、3回目以降は現場に来てくれるとは限りません。そこでセコムのような、顧客の代わりに警報があった現場に駆けつけてくれるサービスが受け入れられているそうです。
昨年6月の就任直後、UFJとの統合話で俄然時の人になった感のある畔柳氏。三菱銀行と東京銀行のシステム統合を担当した人なんですが、この記事の後、今回の合併では東京三菱のシステムを採用することに決まったみたいですね。

