インターネット広告費がラジオ広告を上回る

僕がラジオを聴くのは決まって朝で、目覚まし代わりにJ-WAVEが7時半に鳴るようにしているわけです。
ジョン・カビラで起きると早起きでなんとなく爽やかな朝な感じ、クリス智子だとまぁまぁふつうかな、南美布だと寝坊した感が否めなくてちょっとアンニュイな気持ち、そんな感じで僕の一日は始まるのです。

そんなラジオですが、広告費に関してはインターネットの猛追を受けていて、インターネットがラジオをいつか超えるきっと超える超えそうだ超えちゃいそうだああ超える超える超える!と言われてましたが、ついに超えたそうです。

汐留の電通さんちの推定によると、2004年度の広告費はラジオが1795億円(昨年比99.3%)に対し、インターネットが1814億円(153.3%)となり、国内の総広告費5兆8571億円のうち3.1%をインターネットが占めているんだそうです。へぇ。

■ラジオ広告市場
ラジオの広告ってのはけっこう難しくて、音声だけでリスナーに商品・サービスの効能やイメージを伝えなければならないわけです。
人間の得る情報は8割が視覚からであるとか聞きますし、そう考えるとラジオ広告ってのは視覚・聴覚の双方に訴えかけられるテレビ・インターネットどころか、視覚のみの新聞・雑誌なんかと比べても非常に不利なわけで、ラジオ広告市場が今後シュリンクしていくのはまず間違いないというか97年度からずっとシュリンクし続けていますね。
音だけってのもそれはそれで味があって好きなんですが。

■広告のROI
マス広告ってのは効果がわかりにくいというか、ROIが正確に測れないわけです。そのせいでプライシングが妥当でない、という論法もよく目にします。

じゃあインターネット広告はどうなのかというと、ちょろっとコードを書くだけで、バナー広告なんかをクリックした人が資料請求や購買に至った割合なんかを簡単に測定することができるわけです。だからプライシングも妥当性が高い・・・かどうかは知りませんが、まぁROIをもとにした価格設定なんかが容易に行えるわけです。
しかもクリック保障の課金プランなんかもあるわけで、かつ単価が電波広告と比べて俄然リーズナブルなわけです。そりゃあ伸びるよな、という気がする。

■今後のインターネット広告市場
じゃあインターネット広告が今後ガッツンガッツン伸びていくのかというと、そこらへんどうなんだろうね?
というか個人的にはテレビの2兆円、新聞の1兆2千億円ていう数字がかなりうさんくさく、ROIでいったら超低いんじゃねぃの?と勝手に夢想。
電通やさんがヤンヤヤンヤとやったからこれだけの規模の市場ができただけで、僕が言うところの“適正なプライシング”を行ったら金額ベースの市場規模はこんなにでかくないんじゃないかしら、という気がする。

んでインターネット広告が他のメディアの広告価格の引き下げ要因になるんだとしたら、広告市場全体がシュリンクして、その中でインターネット広告のシェアだけはガツンと上がるのかもね。

■まとめ
つまり、インターネット広告は金額自体も増えていくだろうけど、それ以上に相対的な金額、シェアがもりもりと増えていくんじゃないだろうかと。
まぁ、インターネット広告の価格が適正である、ということが前提の話ですが。
それに現状ではテレビ広告の市場規模は全然でかいので、今後数年~十数年はまだまだテレビ広告の時代なのかもしれないですね。
サイバーエージェントが電通を超える日は来るのでしょうか?
奥菜恵をめとったからにはそれぐらいのことをやってもらわねば庶民は納得しないわけです。ヤンエグめ!

◇関連リンク
【CNET】インターネット広告費が前年比153%の1814億円--ついにラジオ広告を上回る
【ITmedia】ネット広告費がラジオを上回る――電通

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